根太を補強

ここ３日間ほど珍しく植木仕事をしてますが早く終わって時間が出来たので、以前から作業したかったユニックの荷台の根太の補強をしてみました。

根太はこんな感じでした。

油圧ジャッキで上げてありますが、少し曲がって床が凹んでました。これは僕が植木屋になるちょっと前でまだこのユニックが新車だった頃の話ですが、当時親方が石を吊った際に玉掛けが外れてここに落下させたそうです。

何事も無く普通に使えていたので気にする人も居なかったのですが、丸太など重量物を積む機会も増えましたので補強することにしました。言うまでも無く僕は植木屋ですので素人工事です。

アオリが付いているサイドの枠を外せれば楽だったのですが一部溶接してあったので諦めて、あとは釘を全部抜いて床を剥がす方法もあるらしいのですがこれは最初から断念で、最終的に知恵の輪的に叩き込みました(汗)。

ボルトで連結して元の根太を補強しました。問題があればボルトを外せば取り外せます。材料は外国のすごく重くて硬い木でした。

床のへこみもなくなり自己満足です。

１か所だけ強くなっても良くないと思い、ついでにフェンダー後ろの箇所も補強しました。

いずれにしても素人工事ですので、問題が出れば外すだけです。その内今度は床の塗装をしてみたいです。

終わってからはチェンオイルが切れたのでスチールのお店へ。

すぐ無くなるので箱買いです。ちなみに缶の処理に困るので一斗缶では買いません。

で、お店の社長さんの話を聞くと、やはり５００iが素晴らしいみたいですね。

住宅際の枝降ろし断幹 ４日目 無事終了

今日も木登り現場の続きをしてきました。

今日はここからスタートです。雨の心配もありましたが予報よりは良い方向に外れてくれました。

別角度から見てみると、こんな感じです。お辞儀させたら電線に届いてしまう枝が数本、これが今日の勝負どころです。

登って見ると、こんな枝の下には、

電線があるんです(汗)。

なるべく先っぽまで進出してなんとか降ろしました。その後断幹して１０時のお茶です。

上部を見てみます。残りあと３幹です。

右のムクノキから片付けていきます。

殆どの幹が途中に枝が無くて登り返すのも大変でした。

ちなみに下に見えるモミジや植木類、チューリップ郡など全部保全対象です。降ろすスペースはこちら側も狭かったです。

お昼に降りてきた時の画像です。残りケヤキ１本とムクノキ１枝です。

問題はケヤキの中段生えていた向こうにいってる枝１本でした。

ぶらーんと吊ってしまうと電線直撃です。ので１８０度回頭しました。

画像左に向いていたこの枝は向きを真反対に変えて庭側へ。元と先で吊って先は自重方向で回頭する位置にアンカーを設けて人力引っ張るロープも付けて回頭です。

隣のムクノキの枝も近かったのでケヤキから降ろしたりもしました。

小さい木にみえるかもしれませんが、向かいのマンションを数えてみたらここで６階のベランダと同じ高さでした。木自体はもっと高いです。

断幹まで終了しました。

ここでお茶です。残りは一番住宅側のケヤキの断幹です。

上部は少しだけユニックが届かなかったのでその部分をロープで降ろして、途中からユニックを使って残りを降ろしました。

無事終了出来ました。

庭側からです。ムクノキ、太かったです。

事故無く保全対象も守れました。

住宅際の枝降ろし断幹 ３日目 クスノキの巨木無事終了

今日も昨日の続きをしてきました。

朝方はまだ風が強かったのでクスノキは後回しにしてケヤキから始めることにしました。このケヤキです。

やはり一番の問題は赤い線で示してある電線でした。

まずは低い所からです。この狭い隙間にタグで軌道を変えつつ降ろします。

お茶で降りてきた時の画像です。

ちなみに真後ろの庭の中にはチューリップが一杯でモミジも保全対象で降ろすスペースが本当に少なかったです。

１０時から一番上の枝付近に取り掛かりました。

昨日の夕方に作業したムクノキも見えました。今日の夕方降ろします。

電線地獄だったケヤキも枝降ろしまで終了できました。

午後からは風も止んだので、いよいよクスノキの続きに取り掛かりました。屋根上のこの枝３本です。枝と言っても側で見れば、そこらへんの小さな木位の大きさがあります。

残念ながらスマホをバックから出す余裕がなく上部で画像撮れませんでしたが、この枝３本を吊って降ろしてから断幹してここで終了です。

ちなみに住宅はこの近さ。これで台風も安心かと思います。

分かりやすいように作業前

作業後

植木のお客さんなので以前からこのクスノキはよく知ってましたが、見る度にこの大枝は天狗の廊下みたいだと思ってました。最後に僕が歩かせて頂き、天災対策の為にカットさせて頂きました。天狗さんごめんなさい。ついでに保全対象も全部無事に守れました。

クスノキが終わってからはまた電線地獄に戻って、今度はユニックも使って断幹を始めました。

届く高さなら、ユニックは非常に便利です。

これは昨日枝を降ろしたムクノキです。

降ろしていくと、ここにも電線が(汗)。

ちなみに真下も保全対象だらけで自由落下は出来ませんでした。

残りはケヤキ枝降ろし済み１本、ケヤキ１本、ムクノキ１本です。まだ電線方向の大枝がありますので油断できません。続きは明日です。

住宅際の枝降ろし断幹 ２日目 クスノキの巨木

昨日は雨休みで、今日また続きをしてきました。

今日はここからスタートです。

このクスノキの枝を降ろします。根元で直径１ｍを軽く超える巨木です。

違う角度から見てみるとこんな感じです。横移動必須です(汗)。

うまく撮れなかったので雰囲気だけです。ここから横移動です。

先の方まで進出します。後で戻るんですが、考えると怖くなるので戻る事は考えないで進んでいきます。

殆どを吊って降ろしました。

枝と言ってもこんなに太いです。

お昼にここまで進みました。

昼からロープの掛かっている枝(太さ５０㎝超)を３ｍほどをカットしました。

それを降ろした時点で強風の為、クスノキは中止しました。

明日風が止んでいれば、続きは明日です。

クスノキは諦めましたが、こちらは出来そうだったので始めました。電線地獄です。このムクノキ２本とケヤキ２本を５ｍ程度まで詰める作業です。

赤い線が電線と電話線です。その他、車庫と外灯の電線もあったのですが電気屋さんに外してもらいました。真ん中の小さな電柱にまとめてある電線がそれです。もし外してもらわなければ降ろす隙間がありませんでした(汗)。

矢印のムクノキの幹から始めました。

電線を越境しています。

ので、電線上まで進出して、

電線の外側へ降ろしました。

とりあえずここまでです。

次に今度は電線を大きく越境しているこのムクノキに取り掛かりました。

写りきりませんがこれらの枝です。

後ろを見てみると

その赤い線が電線の通り道です。

やはり電線の外側へ吊って降ろしました。５本ほど大枝を降ろして時間切れです。

 今日はここまでです。明日はクスノキの続きからの予定です。

住宅際の枝降ろし断幹 １日目 ＆ コクワガタ

今日も木登り仕事に行ってきました。

今日の現場です。ここからスタートしました。ムクノキとイヌシデです。５ｍ前後の良い所まで断幹する作業です。

奥のムクノキから始めました。

すぐ左は車庫や住宅があります。台風時などに折れ枝で被害が出ないよう、今回の依頼となりました。

真下には四ツ目垣や植木類もありますのでタグライン付きで全枝吊って降ろしました。

１０時のお茶で降りてきた時の画像です。お茶後、ムクノキの荷降ろしラインをそのまま使って、車庫や小屋上に伸びてるモミジの枝を吊って降ろす事にしました。

矢印は作業している僕です。モミジの枝は、立ってた枝は立ったまま、車庫に伸びた横枝はいつもの回頭などでこんな感じに離れたムクノキの下へ降ろしました。

この後、再びムクノキに登り一番上の枝を降ろしてから断幹に取り掛かりました。下の赤い線までカットします。

単コロは四ツ目垣を避けて中央の隙間に。

ムクノキの作業後です。午後からイヌシデに取り掛かりました。

先ほどのムクノキ作業中に撮ったイヌシデの作業前です。それなりに大きな木ですが後でどんでん返しがありますので覚えておいてください。

イヌシデは更に住宅側に近くて、大枝はお辞儀させたら届いてしまう枝もあるのでより慎重に作業しました。

このイヌシデも赤い線まで断幹します。

イヌシデの断幹は後ろのクスノキを使って吊って降ろしました。２本の作業後です。

その後、もう１本モミジを枝降ろしして今日の作業は終了です。

先ほど、どんでん返しと書いたのは、この２本が小木に見えてしまうほど巨大なクスノキが後ろにあって、次回枝降ろしするからです(汗)。

続きは次回です。

話は変わって、この現場の前の現場ですが、伐採の仕事をしてました。

珍しく保全対象を殆ど気にしなくて済む現場で、１人でプラロックやクサビを使ってドカンドカン倒してました。

最後の１本でびっくり。

冬眠？中のコクワガタの遭遇しました。動きは鈍かったですが生きてました。この後、気づいたらどこかへ逃げてました。

崖際のムクノキ ＆ ラピュタみたいなモミジ

今日も木登り仕事に行ってきました。

まずはムクノキからです。最終的に根元からの伐採です。作業前です。

住宅と反対方向に倒しますが、住宅方向に重心があって一気に倒すには重すぎでしたので登って幹だけにすることにしました。

登って見ると屋根は真下のように近く感じます。自由落下は出来ずにほぼ全部吊って降ろしました。

屋根の上のこんな枝を降ろすのは少し緊張します。

倒す方向はこっちです。こっちにも小屋や梨畑もありましたから幹だけにしてから倒すのはスペース的にも正解でした。

登ってくる途中でも気づきましたが、ここから5mほど下を見てみると過去に枝をカットした跡があります。お客さんが伐ったそうです。２連梯子２本分位(地上15m位)までカットしてありました。

うちの職人さんでも絶対にこの高さまでは登りません。どうやって登ったのか聞いてみたところ、胴綱＆輪っかの付いたロープを上部で折り返して地上の人に少しづつ輪っかを上げてもらって登った(？)そうですが、この世界はアイディア勝負なのでこの人は凄いと思いました。

お昼を少し過ぎてしまいましたが、ここまでの状態にしました。

お昼休憩後、つぎはいよいよ倒します。失敗すれば大事故ですので緊張のひと時です。

竹などを切り開き、動かせる保全対象は動かしました。

チルホール＆クサビを打つために脚立も使って、無事に倒せました。

解体もして終了です。

１５時からこのモミジに取り掛かりました。最終的に赤い線でカットの注文です。

なんで短くするかと言うとこのモミジが倒れたら住宅に届いてしまうからです。

根っこを見てみたら、、

宙に浮いてました(汗)。ラピュタでもこんな木があったような気がします。

そして傾このいている先に住宅があるのです。

下は庭木などの保全対象が多かったのでほぼ全枝吊って降ろしました。時間も無かったのでNCでグランドさんの手摩擦だけで降ろしました。

最後断幹は自由落下で。小屋も近かったので緊張しましたが隙間に２発落とせました。

作業後です。

話は変わって、ヨット屋さんでこんな物を仕入れました。

その内に使ってみます。

伐採や木登り仕事など

例年通りとなってますが、この時期はずっとチェンソー仕事が続いてます。

この前のブログの続きから。幹だけになったカシ２本を神様と植木の隙間に無事に倒しました。

その後チルホールで３本並べて終了できました。

この現場ではこの小さなカシの木も伐採しました。

カシの幹が２００vと書かれた線と電話線らしき線との間に伸びていて、倒すことが出来ません。

枝は電線郡が集合した上に伸びていました。

その下の幹はこんな感じ。困ったけど、

何とかこんな感じで短くしていきました。右の支線をかわせるまで短くなってから矢印方向へ倒しました。

この後１日植木手入れをさせて頂いて、氏神様の現場は無事終了出来ました。

一昨日です。こんな現場で伐採をしてました。同業者さんからの依頼です。

この矢印の４本と写ってませんがカシ１本の伐採です。画像奥は倉庫、右は道路です。

スギから始めました。方向がずれれば道路やお隣さんの神様にも届いてしまいますし、掛かり木になる可能性もあったので慎重に倒しました。

スギは無事倒せました。次はその隣のケヤキです。

色々検討してここしか倒すスペースはありませんでしたが何とか成功しました。

その他ケヤキ２本を道路側が重かったので起こして倒し、このカシは登って重心改善しました。

これでこの現場は終了です。片付けは元請けさんにお任せしました。

そして今日です。今日の現場は毎年お世話になってる高木の剪定作業でした。まずはムクノキから。

今日は風が強めで寒くて冬らしい日になりました。汗もかかずに木登りにはちょうど良かったです。

作業後です。

２本目はエノキです。駐車場側だけの枝降ろし依頼です。

影で見てもらって、こんな風にぶら下がりながら作業していきます。両足が宙に浮いてるように見えますが１本は足では無く腰にぶら下がってるチェンソーです。

作業後です。

３本目、ケヤキです。これも通路側だけの依頼です。

小さく見えても登るとやはり高いです。

作業後です。ゴミ２台搬出しました。今日も事故無く終了出来ました。

明日も伐採にいってきます。