今日は神社の枯れ枝降ろしに行ってきました。
現場はこんな感じでした。このスギの枯れ枝を降ろす依頼です。
この画像は去年の年末に下見に行った時の画像です。お客さんは重機が使えない事を気にされていましたが僕は元々使いませんのでOKしました。
遠目に見るとこんな感じです。30m級でしょうか。先端の断幹もあります。
登っていくとこんな枯れ枝が下で見た印象よりも全然多く出現しました。
ちなみに地面は全面保全対象で、ほぼ全部吊って降ろしました。
こんな感じのが20~30本はあったと思います。
枯れ枝だけ降ろす仕事ですので、途中の生きた枝はそのままで降ろすスペースがなくて大変でした。
本殿側はこの小さな隙間だけしか降ろすスペースがなくてグランドさんも大変だったと思います。
鳥居側も下には生きた枝があって降ろせませんので、ブレーキ付き、途中で引っかかったらに備えて引っ張るラインも付けて斜めに流しました。
周囲を見渡すと富士山の麓には山梨県と思われる山が、その隣には長野と思われる山も見えました。
そして遂にここまでたどり着きました。上部は枯れていますので断幹します。
断幹中。今日の千葉県は突風が吹き荒れてこの作業時は特に強く、しかも半分枯れた幹上で生きた心地がしませんでした。
このトップも流して地上へ。
朝8時半から登って15時半まで下りずに7時間木の上に居ました。ので、強風で7時間揺られっ放しでしたがでも船酔いは大丈夫でした。
ちなみに降ろした枝の1山です。こんなのが参道上に沢山あったのですから、今回作業できて良かったです。
作業後です。
本殿側から見るとこんな感じです。このコウヤマキが無ければもう少し時間が短縮できたかもしれません。
最後に真下から見た作業後です。2連はしご2本分まで下枝がない巨大なスギでした。
明日は村の行事で仕事は休みです。