今日も昨日の続きをしてきました。
現場2日目です。巨大なケヤキに挑戦してきました。作業前です。
この画像だと、左の幹は根元まで、中央の幹は上部の又まで、右の低めな幹も又まで断幹の依頼です。
最初に左の幹から取り掛かる事に決め、崖途中にある平らな部分まで流すことにしました。まずは通り道の整備から。
通り道に生えてた枝をカットして、
こんな感じで流すことにしました。
左の幹に登ってみました。
そして予定通り、その隙間に大枝を流していきました。
横を振り返ると、枝は住宅の真上へ被ってました。この画像で難易度が想像できると思います。最終的に全部降ろしますが、左に見える枝は今みたいに流して、右下に見える枝は進出して回頭その他タグ付きで吊って降ろしました。
左の幹、ここまで断幹しました。幹は崖の上へ。
次に中央幹の住宅側の枝を降ろすのに通り道を作りたかったので、一旦右の幹の枝を降ろす事にしました。
枝はこんな感じでした。崖上側も建物が近かったです。
建物や植木類もありましたので軌道修正付きで中央の幹から吊って降ろしました。
ここでお昼です。左の幹の断幹後ですが、ガイドバーが足りてなくて気が付いたら樹皮が少し剥がれてしまっていました。いつもなら切り直せば良いのですが、
小さなコロが転がっていって民家へドカンじゃ洒落になりません。枝類も工夫して降ろしているのはこの下に降ろしたら回収が困難だからです。ちなみにこのケヤキは境界木で崖下はよその土地です。
午後からはまた中央の幹に登って、
中央の幹の崖下側の枝を降ろしました。枝先の画像撮っておけば良かったですが、この太さで想像してください。この現場のクライマックスです。
作業前の画像だとこの枝です。
通り道の枝は既に降ろしてあります。このV字の隙間を通しますが、
崖上側のアンカーで崖上へ降ろすのですが、枝(デカいです)は僕のすぐ横を横切るので巻き込まれないようクライミングのランニングエンドやランヤードの末端もハーネスにすべて畳んでぶら下げてからカットです。無事終了出来ました。今日はここまでです。
スマホの画像じゃ小さい木に見えるけど、
元から見れば、やっぱり巨大な木です。
後は崖上側の幹が残ってますので明日作業してきます。この現場のブログはここまでです。