下は保全対象が一面の樹上に折れて掛かっているイヌシデのカットを作業してきました。
お盆後のブログで書いた、屋根上に掛かっていた枯れスギの時と同じ伐採業者さんからの依頼です。
では作業前です。
下見に行った時にこれはまずいと思いましたが、施設の方が非常に困っていた事や、降ろす方法が想像できたので、やってみますと言って作業させて頂くことになりました。
まずはスローですべて地上から、4か所を吊って降ろせる準備をしました。その後、支えている一部であるこの枯れたコナラを1本のまま吊って伐りました。
その後、チルで横方向に引っ張りながら移動させていきました。
下は画像のように柵など保全対象で一杯です。翌日以降の営業に支障のでないよう壊さないようにするのが目標でした。
ゆっくりと降りてきます。半世紀前の方法で降ろしています。
柵すれすれまで降ろしてから吊ったまま、そこで解体していきました。
それを繰り返して短くしていき最後幹の部分も伐って無事に成功できました。
その後、折れて残った部分を登ってカットしました。地上の保全対象は上から見るとこんな感じでした。
運び出すのに小さくカットしています。折れてた部分です。
掛かられていた方のイヌシデも折れ枝がありましたのでこれも登ってカットしました。
この作業中に雨にも見舞われましたがなんとか終了出来ました。