今日はケヤキの枝降ろし断幹に行ってきました。
今までの同業者さんからの依頼と書いていたのはすべて造園業さんからでしたが、今回は初となりますが伐採屋さんからの依頼を頂けました。
では現場です。地上からの作業前を取り忘れていましたが、樹上から見た作業前は撮ってありました。
最終的に又の辺りまで断幹します。枝はほぼすべて降ろします。主な保全対象は左下に見える青い屋根とブロック塀、枝で見えませんが真下に浄化槽のポンプとその配管、右後ろに母屋です。
降ろせるスペースは右下の部分しかありませんでしたのでそこへ降ろしていきました。
いつも通り、荷降ろしのアンカーを決めたら、まずは通り道を作ってから取舵や面舵で降ろしていきました。
10時にお茶で降りてきた時の画像です。
矢印は保全対象の浄化槽のポンプと配管です。この位置にあったので降ろせるスペースが減ってしまいました。
お茶後再び登って、隣に生えていたヒノキ2本は根元1mを残しての伐採依頼です。スペース的にも一気に倒せませんでしたのでケヤキから吊って同時に進めていきました。
奥のヒノキは枝ごと屋根の上まで越境していました。
僕はケヤキからぶら下がってます。ヒノキもケヤキから吊って降ろしていって、倒せる高さまで断幹までしました。
ヒノキ後はケヤキに戻って、今度は屋根の上の枝に取り掛かりました。
凄い被り具合です(汗)。
時計周り人力リフトでラジオ体操の腕を回して振り上げるような軌道で降ろした枝が多かったです。
居心地があまり良くない先っぽで留まって作業を続けた場面もありました。
最後に残ったのは荷降ろしアンカー付近の枝です。よく働いてくれました。
最後は断幹です。
終了です。天気も時間もぎりぎりでした。
保全対象も完全に守れました。初めての伐採屋さんからの依頼でしたので、無事に終了出来て肩の荷が降りてほっとしました。