木登りよしのブログ

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ケヤキの現場 手降ろし最終日

昨日です。土日に引き続き3日連続となりましたがこの現場の作業をしてきました。

 

まずはここからスタートです。日曜日の続きでケヤキの6本目の途中からです。

 

理由もあって上部から始めました。

 

降ろす場所は建物と建物の中央で左のアンカーの真下、右のアンカーは右方向の枝のお辞儀させた際の振れを小さくする用です。

 

樹高の割に枝が長かった点と、降ろせる場所が狭かった点に気を付けて降ろしていきました。

 

今回の一番の強敵です。隣のケヤキのその矢印の枝1本ですが、どう降ろそうかなと考えてました。皆さんならどう降ろすか教えて頂けたら助かります。

枝先まで進出するにも出来なくはないだろうけど困難、真下はお隣さんの屋根、左は道に沿って電線、よくある360度保全対象です。

 

グランドさんが10時の休憩中に撮ってくれました。僕はお昼以外は殆ど降りません。

休憩中にその先にブロックを設置して隣の木に乗り移るまでやってしまおうと作業している場面です。その問題の枝を上の画像の矢印辺りでカットして1発でこちらへ回頭させようと仕掛けを作ってます。

 

何とか休憩中に乗り移ることが出来ました。そこから遠隔で玉掛、元も吊って準備完了です。

 

もしもの為にガードに残して置いたその枝も越して無事回頭、その隙間へ無事降ろせました。

 

その後、元の木に戻って、ガードに残して置いた枝をウインチでリフトさせて縦に降ろしました。

 

その後、残りの枝を降ろしていきました。

 

お昼でこの現場6本目まで終わりました。

 

午後からケヤキ7本目です。

 

その赤い線でカットしてきました。この時点でやっとクレーンの日程が決まりましたので、赤い線以外の枝はクレーンで作業します。

 

電線と屋根の隙間へお辞儀で淡々と降ろしてきました。

 

今回はここまでです。後はクレーンで文明の力を使って降ろします。

ここまで5日半、特にお隣さんの屋根には一切触れずに降ろしました。何十本リフトやら回頭させたことか、伐っても伐っても終わらずに物凄い量でしたが、すべてグランドさんのお陰で無事にここまで来れました。後は残りのクレーンで失敗しないよう頑張りたいと思います。