木登りよしのブログ

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崖上の木登り伐採3日目 自在なリダイレクトで大枝流し

今日も木登り伐採に行ってきました。

昨日予告したとおり昨日までに敷地の角まで終わって、今日から角を曲がったケヤキ群に取り掛かる予定でいましたが、朝行ったところ、お客さんから追加の注文を受けまして、その追加となったソロに取り掛かることにしました。


その追加となったソロの木です。作業前です。イメージ 1
矢印のソロです。注文は上部はそのままで手前と奥に伸びている枝の枝降ろしです。奥は崖なんです。

下から見るとこんな感じです。
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ちなみに横のケヤキは、1段低い所から伸びている敷地外の木で今回の対象ではありません。


下からでは分かりずらいですが、登ってみると難易度が分かるでしょうか?この大枝群を崖上方向に降ろします。
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これは植木屋さんでも出来ないと断る方もいるんじゃないでしょうか、。僕的にも今年一番の難易度です。


朝追加となったばかりなので何も考えていなかったのですが、浮かんだ案でやってみることにしました。
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ライミングは地上からのタイイン&降ろす仕掛けも全部1人で組んでグランドの皆を待たせてしまいましたが、仕掛けも皆に理解してもらって作業は順調に進みました。

その仕掛けとはユニックのフックをリダイレクトアンカーとしただけでの簡単な仕掛けです。弛んだら伸ばして張ってと、、簡単でしょ。+制動と引っ張りです。


あんまり行きたくないけど、この仕掛けだと縛る場所までいかないとダメなので、
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進出します。
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この場面は表のまだ浅いところだったけど、久しぶりにクライミングでもリダイレクトしました。って写ってないし、。
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1枝降ろすのに約30分づつ掛かりましたので、昼でここまでしか進んでいません。やっと通り道ができた感じでしょうか。
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午後からも同じ仕掛けで。
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こんな大枝が崖上に伸びてるんです。真下は家、、道具も技術も無くてもアイディアだけで勝負に勝ちました。

この時点で残り1枝です。時間は15時50分、なんとか終わりそうです。
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17時前になんとか終了できました。まだ崖方向に伸びている枝が見えますが、それはケヤキの枝で今回のお客さんの木ではありません。
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今回の保全対象は何といっても崖下の家でしたが、何事もなく完璧に守りました。
とにかく無事に終わって良かったです。


話は変わって、やはりこれは材質のミスチョイスでしょうかね。
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僕は綺麗にするのは諦めました。