木登りよしのブログ

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狭かった、巨木なシイノキの枝降ろし

昨日今日と2日間、シイノキの枝降ろしに行ってきました。

新規の同業者さんからの依頼です。僕が夏に作業した25m級のエノキ枝降ろし後を見たそうで、その時のお客さんから紹介のかたちで連絡を頂き今回の依頼を頂けました。依頼を頂いたのはまだスケジュールの余裕のあった9月でしたがなかなか出来ずに待ってもらって今回の作業なりました。

そのシイノキですがこんな感じでした。
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分かりづらいですが、根元付近では幹周3m以上はあると思われるシイノキです。
上部のキノコ状の樹冠はそのままに、途中の枝を降ろす注文でした。
ちなみに赤丸の屋根の部分は恐らく20年前位前かと想像しますが前回に登った職人さんが壊した跡です。



話は戻りまして、降ろす部分を樹上で見てみると、全部は近すぎて写せませんが、
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下から見るよりも枝数が多いように感じました。
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余りの狭さに、1枝丸ごとは殆ど降ろせずに細かく降ろしましたので、数十、もしかしたらそれ以上を吊って降ろしましたので時間が相当掛かりました。


10時に降りてきた時の画像です。まずは降ろす通り道を作りました。
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次に時計回りに回頭させる枝群に取り掛かりました。
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屋根に当たらないよう時計周りに回頭させて降ろします。

画像からは伝わらないと思いますが、細かい枝数の多さに腰にぶら下げたチェンソーがぶつかったり挟まったりで壊れそうだったので携帯をやめて鋸で作業する場面もありました。
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お昼にやっと時計周りに回頭させる枝が終わりました。
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こちら側は真下に電線がありますので反時計回りに回頭させて画像で言う奥に降ろしました。
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矢印はユニックのカゴに乗って隣のシイノキの枝降ろしをしている今日のメンバーです。ユニックが使える部分はそのチームが、登りの必要な部分は僕のチームが作業しました。ユニックのカゴでの作業を見て思いましたが、やはり便利そうなのでうちのユニックにも近い内にカゴを付けたいと思いました。


真下を見てみると、屋根が両側、途中にガラス窓あり、真下に外灯、電線も横切っています。そしてこの狭さ。
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ひと昔前に登って降ろした職人さん、おそらくその枝を降ろした時にそこにぶつけたのね、。当時どんな装備だったのか、気になるところではあります。


夕方にはなんとか当初の注文箇所は終わりました。でもキノコの部分で降ろす枝も出たり、枯れ枝も見えるようになって降ろすことになったので続きは明日に。
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2日目、真下からだと見えないんだけどアパートの屋根に垂れ下がっている枝数本と、お隣の屋根に下がっている枝1本を降ろして、後は枯れ枝を取る作業です。
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これはキノコ状の樹冠の中です。まずはこっち方面の枝を降ろして、
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こっち方面の枝も降ろして、
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最後、正面に見える青い屋根の上の枝も1枝降ろして、枯れ枝も1周取って終了しました。


住宅街の一角に生えてた大きなシイノキでした。
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2日目の今日は、台風一過以来ずっと伐採仕事で疲れ切っていたので半日でやすみにしました。
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巨大な植木が出来ました。
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